インパクト強烈な「尖った味」に脚光

インパクト強烈な「尖った味」に脚光

東京新潮流の元祖【東池袋 大勝軒】
特製もりそば 700円
東池袋 大勝軒
東京都豊島区南池袋2-42-8
創始者、山岸一雄氏の人柄が愛され、多くの弟子が独立。孫出店と模倣店が乱立し、ブームは全国各地に波及。


ガッツリ系の二郎 つけ麺の大勝軒が定着

【食感、脂、濃度が極端に突出】
ラーメンブームの頂点は90年代後半から2000年前半。供給より需要が多かった時代から安価なラーメンを販売する企業も参入し、ラーメン業界もここ数年は供給過多の傾向にある。そんな中、安定的な売上げを求めてなのか、人気のスタイルを模倣・アレンジする傾向が続いている。特に目立つのは「二郎」のスタイルで、デフレを象徴するかのごとく、安くたくさん食べられる「ガッツリ系」という言葉も誕生した。不況に強いラーメンであるが、昨年から値下げや価格帯の安い別ブランドを出す傾向も目立ってきている。また、東池袋「大勝軒」の閉店をきっかけに「つけ麺」の人気が完全に定着。つけ麺をメーンとする店もかなり増えた。中でも特に「魚粉+極太麺+濃厚魚介」というスタイルは人気を博し、このブームは3~4年続いている。
またラーメンに限らず食の傾向として「極端に尖ったもの」が人気を博している。一昨年ブームとなった「食べるラー油」が象徴しているように、食感や脂、濃度が極端に突出しているものがブームとなる傾向がある。ラーメンでは「ドロ系」と呼ばれる極端にブリックス濃度が高いスープや、うどんよりも太い「極太麺」などが傾向として出ている。
2000年を境にラーメンは多様化の時代に入ったが、昨今のデフレの影響もあり、混沌とした状況はまだ続くと思われる。
(新横浜ラーメン博物館 中野正博)

adminラーメントレンドインパクト強烈な「尖った味」に脚光 東京新潮流の元祖【東池袋 大勝軒】 特製もりそば 700円 東池袋 大勝軒 東京都豊島区南池袋2-42-8 創始者、山岸一雄氏の人柄が愛され、多くの弟子が独立。孫出店と模倣店が乱立し、ブームは全国各地に波及。 ガッツリ系の二郎 つけ麺の大勝軒が定着 【食感、脂、濃度が極端に突出】 ラーメンブームの頂点は90年代後半から2000年前半。供給より需要が多かった時代から安価なラーメンを販売する企業も参入し、ラーメン業界もここ数年は供給過多の傾向にある。そんな中、安定的な売上げを求めてなのか、人気のスタイルを模倣・アレンジする傾向が続いている。特に目立つのは「二郎」のスタイルで、デフレを象徴するかのごとく、安くたくさん食べられる「ガッツリ系」という言葉も誕生した。不況に強いラーメンであるが、昨年から値下げや価格帯の安い別ブランドを出す傾向も目立ってきている。また、東池袋「大勝軒」の閉店をきっかけに「つけ麺」の人気が完全に定着。つけ麺をメーンとする店もかなり増えた。中でも特に「魚粉+極太麺+濃厚魚介」というスタイルは人気を博し、このブームは3~4年続いている。 またラーメンに限らず食の傾向として「極端に尖ったもの」が人気を博している。一昨年ブームとなった「食べるラー油」が象徴しているように、食感や脂、濃度が極端に突出しているものがブームとなる傾向がある。ラーメンでは「ドロ系」と呼ばれる極端にブリックス濃度が高いスープや、うどんよりも太い「極太麺」などが傾向として出ている。 2000年を境にラーメンは多様化の時代に入ったが、昨今のデフレの影響もあり、混沌とした状況はまだ続くと思われる。 (新横浜ラーメン博物館 中野正博)あたらしい視点でラーメンを伝える情報誌!