福岡式天ぷらに見る 提供方法のひと工夫

福岡の〝都度揚げ天ぷら〞が脚光を浴びている。高級天ぷら店と同様、揚げたての天ぷらを一本一本、カウンター席に提供するのだか、価格は700〜800円程度と格安で、なによりライブ感が大人
気だ。「ひらお」(6店)を象徴に「だるま」(2店)「えびす」(2店)。「ひらお」本店の場合、午前10時半の開店と同時にカウンター56席が埋まり、午後2時過ぎまで待ち客が絶えない。店内には「ひらおの天ぷらを食べに来た」という客の目的意識がみなぎっている。
この〝福岡式天ぷら〞の影響か、今年に入り「まきの」(トリドール)、「天兵衛」(𠮷野家)、「えびのや」(フジオフードシステム)など大手FFも続々と類似店を出店している。
繁盛の王道は定番料理のブラッシュアップに尽きるが、過当競争で外食が日常食に染まる中、高品質と低価格の両立は珍しくない。差別化を図る創作料理も出尽くした感がある。〝福岡式天ぷら〞は、ありそうでなかった工夫で定番を磨き上げる、大きなヒントになりそうだ。

(岡安秀一)

adminコラム福岡式天ぷらに見る 提供方法のひと工夫 福岡の〝都度揚げ天ぷら〞が脚光を浴びている。高級天ぷら店と同様、揚げたての天ぷらを一本一本、カウンター席に提供するのだか、価格は700〜800円程度と格安で、なによりライブ感が大人 気だ。「ひらお」(6店)を象徴に「だるま」(2店)「えびす」(2店)。「ひらお」本店の場合、午前10時半の開店と同時にカウンター56席が埋まり、午後2時過ぎまで待ち客が絶えない。店内には「ひらおの天ぷらを食べに来た」という客の目的意識がみなぎっている。 この〝福岡式天ぷら〞の影響か、今年に入り「まきの」(トリドール)、「天兵衛」(𠮷野家)、「えびのや」(フジオフードシステム)など大手FFも続々と類似店を出店している。 繁盛の王道は定番料理のブラッシュアップに尽きるが、過当競争で外食が日常食に染まる中、高品質と低価格の両立は珍しくない。差別化を図る創作料理も出尽くした感がある。〝福岡式天ぷら〞は、ありそうでなかった工夫で定番を磨き上げる、大きなヒントになりそうだ。 (岡安秀一)あたらしい視点でラーメンを伝える情報誌!