stcJRBBu

鍋の季節は締めラーメンの季節

 鍋シーズン真っ盛りだ。「鍋はメーンよりも〝〆〞が楽しみ」という人も少なからずいらっしゃるだろう。鍋の野菜や肉や魚介のエキスがじっくりと染み込んだスープ。コレを「もったいない」と思うのは、食事や素材を慈しむ人に違いない!
食品カテゴリーでも鍋つゆの素は前年比約5%増(※)と3期連続拡大する活発な市場。それに併せて〝〆〞用麺も需要が増す(ハズ)。鍋の〆用には、煮込んでもフニャフニャにならないものがイイですね〜。専用商品は確かにその価値があるので、そちらを選ばれるのがお薦め。

Vv0nw1Jn

 東洋水産はノンフライ麺の「鍋の〆に食べるーメン」を発売しているが、個人的推薦はチルドタイプの「鍋用ラーメン」。発売10年を迎える同品、パッケージには「ちびまる子ちゃん」がデザインされており、一見「お子さま向けかな?」と思いきや、半生麺が非常にウミャ〜く煮込まれる。マルタイでは、冬季だけ「お鍋にラーメン」を売。九州の〆はちゃんぽん麺も定番と聞いたが、「棒ラーメン」で有名な同社ではゆでのびしにくい棒状麺を提案。さらに鍋のだしを吸って味が濃くなりすぎないよう、塩分を従来の約半分にするという優しさまで備えている。鍋の味を生かすために塩分調整した商材にはうどんもあり、「〆の鍋用うどん」(寿がきや食品)の麺は短め。鍋から取り分けやすい長さに、という配慮なのだった。

3Q73hgR0

 冒頭に述べたように〝〆〞ありきで鍋を食べる人が多い中、最初から麺も投入という人も存在する。「煮込みラーメン鍋」といった風情か。
この「煮込みラーメン」という言葉、料理用語として当たり前かと思いきや、検索サイト[G]やポータルサイト[Y]でもトップに永谷園があがる。「煮込みラーメン」を2003年に発売し(実はこの時点で「消費者から要望を受け6年ぶりに復活」というのだから驚きだ)、以来その料理と
おいしさを啓蒙してきた。今冬は「白い煮込みラーメン 〈ミルクシーフード味〉」を限定発売中だ。そして即席麺復権の立役者「マルちゃん正麺」(東洋水産)からも煮込んで食べる「マルちゃん正麺 〈醤油ラーメン〉〈寄せ鍋風うどん〉」が登場。既存とは異なる袋麺の食シーンを開拓したい模様で、煮込み専用の即席麺を新開発したというのだから気合いも十分!
ところで韓国で若者に人気の「ブテチゲ(部隊鍋)」には、必ず即席麺、いわゆる普通のインスタント麺が入るそうだ。国民一人当たりの即席麺年間消費量が断トツ1位の韓国。「ブテチゲ」に煮込み専用の即席麺「マルちゃん正麺」の組み合わせ〜なんていうのも新しいおいしさの発見になりそうだが?


(※日本食糧新聞推定)
日本食糧新聞社 新製品トレンド 編集長
武藤麻実子

adminコラム鍋の季節は締めラーメンの季節  鍋シーズン真っ盛りだ。「鍋はメーンよりも〝〆〞が楽しみ」という人も少なからずいらっしゃるだろう。鍋の野菜や肉や魚介のエキスがじっくりと染み込んだスープ。コレを「もったいない」と思うのは、食事や素材を慈しむ人に違いない! 食品カテゴリーでも鍋つゆの素は前年比約5%増(※)と3期連続拡大する活発な市場。それに併せて〝〆〞用麺も需要が増す(ハズ)。鍋の〆用には、煮込んでもフニャフニャにならないものがイイですね〜。専用商品は確かにその価値があるので、そちらを選ばれるのがお薦め。  東洋水産はノンフライ麺の「鍋の〆に食べるーメン」を発売しているが、個人的推薦はチルドタイプの「鍋用ラーメン」。発売10年を迎える同品、パッケージには「ちびまる子ちゃん」がデザインされており、一見「お子さま向けかな?」と思いきや、半生麺が非常にウミャ〜く煮込まれる。マルタイでは、冬季だけ「お鍋にラーメン」を売。九州の〆はちゃんぽん麺も定番と聞いたが、「棒ラーメン」で有名な同社ではゆでのびしにくい棒状麺を提案。さらに鍋のだしを吸って味が濃くなりすぎないよう、塩分を従来の約半分にするという優しさまで備えている。鍋の味を生かすために塩分調整した商材にはうどんもあり、「〆の鍋用うどん」(寿がきや食品)の麺は短め。鍋から取り分けやすい長さに、という配慮なのだった。  冒頭に述べたように〝〆〞ありきで鍋を食べる人が多い中、最初から麺も投入という人も存在する。「煮込みラーメン鍋」といった風情か。 この「煮込みラーメン」という言葉、料理用語として当たり前かと思いきや、検索サイトやポータルサイトでもトップに永谷園があがる。「煮込みラーメン」を2003年に発売し(実はこの時点で「消費者から要望を受け6年ぶりに復活」というのだから驚きだ)、以来その料理と おいしさを啓蒙してきた。今冬は「白い煮込みラーメン 〈ミルクシーフード味〉」を限定発売中だ。そして即席麺復権の立役者「マルちゃん正麺」(東洋水産)からも煮込んで食べる「マルちゃん正麺 〈醤油ラーメン〉〈寄せ鍋風うどん〉」が登場。既存とは異なる袋麺の食シーンを開拓したい模様で、煮込み専用の即席麺を新開発したというのだから気合いも十分! ところで韓国で若者に人気の「ブテチゲ(部隊鍋)」には、必ず即席麺、いわゆる普通のインスタント麺が入るそうだ。国民一人当たりの即席麺年間消費量が断トツ1位の韓国。「ブテチゲ」に煮込み専用の即席麺「マルちゃん正麺」の組み合わせ〜なんていうのも新しいおいしさの発見になりそうだが? (※日本食糧新聞推定) 日本食糧新聞社 新製品トレンド 編集長 武藤麻実子あたらしい視点でラーメンを伝える情報誌!