オープン前から行列、ピーク時は1時間待ちも

前回のフランクフルトに続き、今回はデュッセルドルフ編。デュッセルドルフは約7000人の日本人駐在員や、その家族などが居住している。日本総領事館などのあるインマーマン通りは、日本人街の様相を呈している。1971年にデュッセルドルフ日本人学校が開校し、1990年前後には生徒数が1000人近くにまで達した。


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なにわ ドイツ発祥のラーメン店

看板メニューは醤油ラーメン(8€)
食事時は常に大行列
 今から約25年前に、デュッセルドルフで最初に誕生したラーメン店が「なにわ」だ。当時、ドイツ国内には「なにわ」しかラーメンを食べる店がなかったため、ラーメンを食べたい日本人が週末に5〜8時間もかけて、デュッセルドルフまで食べに来ていた。それほど、日本人にとってラーメンはソウルフードなのだ。
「なにわ」は、ラーメンを主体としつつも、チャーハンやギョウザといったサイドオーダーも充実している。客層は最初、駐在員が中心だったが、今では6〜7割が現地のドイツ人。オープン前から行列ができ、ピーク時には1時間待ちというときもある。
この「なにわ」に影響を受けた店は多く、フランクフルト編で紹介した「Mosch Mosch」のオーナーは、「なにわ」の行列を見てラーメン店の開業を志した。


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匠 札幌「西山製麺」から麺を空輸

匠の塩ラーメン(9€)
匠の行列

 一方、2006年に創業した匠(TAKUMI)は、「味噌ラーメン」をメーンとしたラーメン店で、麺は、なんと札幌の老舗製麺会社、西山製麺から空輸したものを使用している。ドイツにいながら、日本のクオリティーが楽しめる。
店主の佐伯春彦さんは、オランダで焼き鳥店のスタッフとして欧州に移り住み、独立後、デュッセルドルフに焼き鳥店「串亭」をオープン。当初は鶏の骨などでラーメンを作り、裏メニューとして出していたが、人気を博し念願のラーメン専門店「匠」をオープンした。


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うまいもん ドイツ初の鶏白湯ラーメン専門店

鶏そば(8.8€)
デュッセルドルフ郊外に位置する
 その後、匠グループは2012年にセカンドブランドとして鶏を主体としたラーメン店「うまいもん」、2013年にはドイツでなじみのない豚骨が主体の「匠 二代目 豚骨」をオープンし、どの店も繁盛している。
そして2014年4月、愛知県のラーメン店「RamenBar TAKEZO」がデュッセルドルフにオープン。日本のラーメン店が欧州に進出するケースは、パリの「なりたけ」、ロンドンの「龍旗信」に次いで3店舗目。この店は、醤油、味噌を主体としつつ、担々麺やサイドオーダーも充実。週末はすでに行列ができている。デュッセルドルフのラーメンブームはさらに過熱している。

adminコラムオープン前から行列、ピーク時は1時間待ちも 前回のフランクフルトに続き、今回はデュッセルドルフ編。デュッセルドルフは約7000人の日本人駐在員や、その家族などが居住している。日本総領事館などのあるインマーマン通りは、日本人街の様相を呈している。1971年にデュッセルドルフ日本人学校が開校し、1990年前後には生徒数が1000人近くにまで達した。 なにわ ドイツ発祥のラーメン店 看板メニューは醤油ラーメン(8€) 食事時は常に大行列  今から約25年前に、デュッセルドルフで最初に誕生したラーメン店が「なにわ」だ。当時、ドイツ国内には「なにわ」しかラーメンを食べる店がなかったため、ラーメンを食べたい日本人が週末に5〜8時間もかけて、デュッセルドルフまで食べに来ていた。それほど、日本人にとってラーメンはソウルフードなのだ。 「なにわ」は、ラーメンを主体としつつも、チャーハンやギョウザといったサイドオーダーも充実している。客層は最初、駐在員が中心だったが、今では6〜7割が現地のドイツ人。オープン前から行列ができ、ピーク時には1時間待ちというときもある。 この「なにわ」に影響を受けた店は多く、フランクフルト編で紹介した「Mosch Mosch」のオーナーは、「なにわ」の行列を見てラーメン店の開業を志した。 匠 札幌「西山製麺」から麺を空輸 匠の塩ラーメン(9€) 匠の行列  一方、2006年に創業した匠(TAKUMI)は、「味噌ラーメン」をメーンとしたラーメン店で、麺は、なんと札幌の老舗製麺会社、西山製麺から空輸したものを使用している。ドイツにいながら、日本のクオリティーが楽しめる。 店主の佐伯春彦さんは、オランダで焼き鳥店のスタッフとして欧州に移り住み、独立後、デュッセルドルフに焼き鳥店「串亭」をオープン。当初は鶏の骨などでラーメンを作り、裏メニューとして出していたが、人気を博し念願のラーメン専門店「匠」をオープンした。 うまいもん ドイツ初の鶏白湯ラーメン専門店 鶏そば(8.8€) デュッセルドルフ郊外に位置する  その後、匠グループは2012年にセカンドブランドとして鶏を主体としたラーメン店「うまいもん」、2013年にはドイツでなじみのない豚骨が主体の「匠 二代目 豚骨」をオープンし、どの店も繁盛している。 そして2014年4月、愛知県のラーメン店「RamenBar TAKEZO」がデュッセルドルフにオープン。日本のラーメン店が欧州に進出するケースは、パリの「なりたけ」、ロンドンの「龍旗信」に次いで3店舗目。この店は、醤油、味噌を主体としつつ、担々麺やサイドオーダーも充実。週末はすでに行列ができている。デュッセルドルフのラーメンブームはさらに過熱している。あたらしい視点でラーメンを伝える情報誌!