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地域高齢者から厚い支持 鯛スープと鯛油で上品かつ濃厚

薫寿そば 730円
具材は、チャーシュー、メンマ、白髪ねぎ、玉麩、糸唐辛子、川のり(四万十産)。川のりの彩りと香りが絶妙なアクセントに
めんや 薫寿(KOTOBUKI)
所在地=福島県福島市野田町4─11─11
営業時間=午前11時~午後3時、
5時~10時


鯛アラ鍋の締めラーメンを脱サラで実現

福島市の「めんや 薫寿(KOTOBUKI)」は、通称〝鯛ラーメン?で名を馳せる地域密着の個人店。開業は2009年3月。立地はJR福島駅から2㎞強、17席で駐車場3 台。決して好条件とはいえない小規模店ながら、高齢者を中心に平日・約100人、休日・約200人を集客する人気ぶりを見せている。
通称・鯛ラーメンの「薫寿そば」は、鯛のアラを炊き出した鯛スープ(日本料理でいう潮汁)が売り物。そして沖縄県産の雪塩で調味し、決め手に自家製の鯛油を加えてコクと香りを演出している。上品な鯛スープと濃厚な鯛油という対象的な個性が絶妙にマッチし、「毎日食べても飽きない」(地元ラーメン通)と唸らせている。
創作の原点は、同店の店主が会社員時代に自宅でよく食べていた「鯛アラ鍋」。締めに中華麺を入れるのが大好物で、その味にほれ込んで、会社員を辞めて独立開業した。
店主は「鯛アラの使用量は寸胴30?に対し約5㎏。鯛スープは、エグミが出ないよう、炊きすぎないのがコツ。湯霜で臭みを取って、コトコト1?2時間くらい炊けば十分」と明かし、「原料確保が一苦労。数軒の魚屋と契約して調達していますが、産地、部位、大きさが毎日異なり、だしの出方も異なるので、その違いを踏まえ、火加減と炊き出し時間を見極めるのが肝心」と説く。 そして、客を喜ばせる名脇役が〝練りわさび?だ。ラーメンと一緒に供され、客は好みでスープに溶かし混ぜる。するとわさびの香りと切れ味が加わり、〝和?のイメージが一層深まる。この仕掛けが最後まで飽きずに食べさせる決め手となっている。
ほかにも醤油、味噌、つけ麺など多数ラインナップしているが、鯛ラーメンの注文率は6割以上。喜多方、白河を擁する福島県で人気を確立しただけに、今後の波及が注目されるところだ。


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〝練りわさび〞が和演出の名脇役

途中で練りわさびを溶かし混ぜると、“和”のイメージが一層深まる


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女性スタッフ主体で和風らしくきめ細かな接客サービスを提供

adminコラム地域高齢者から厚い支持 鯛スープと鯛油で上品かつ濃厚 薫寿そば 730円 具材は、チャーシュー、メンマ、白髪ねぎ、玉麩、糸唐辛子、川のり(四万十産)。川のりの彩りと香りが絶妙なアクセントに めんや 薫寿(KOTOBUKI) 所在地=福島県福島市野田町4─11─11 営業時間=午前11時~午後3時、 5時~10時 鯛アラ鍋の締めラーメンを脱サラで実現 福島市の「めんや 薫寿(KOTOBUKI)」は、通称〝鯛ラーメン?で名を馳せる地域密着の個人店。開業は2009年3月。立地はJR福島駅から2㎞強、17席で駐車場3 台。決して好条件とはいえない小規模店ながら、高齢者を中心に平日・約100人、休日・約200人を集客する人気ぶりを見せている。 通称・鯛ラーメンの「薫寿そば」は、鯛のアラを炊き出した鯛スープ(日本料理でいう潮汁)が売り物。そして沖縄県産の雪塩で調味し、決め手に自家製の鯛油を加えてコクと香りを演出している。上品な鯛スープと濃厚な鯛油という対象的な個性が絶妙にマッチし、「毎日食べても飽きない」(地元ラーメン通)と唸らせている。 創作の原点は、同店の店主が会社員時代に自宅でよく食べていた「鯛アラ鍋」。締めに中華麺を入れるのが大好物で、その味にほれ込んで、会社員を辞めて独立開業した。 店主は「鯛アラの使用量は寸胴30?に対し約5㎏。鯛スープは、エグミが出ないよう、炊きすぎないのがコツ。湯霜で臭みを取って、コトコト1?2時間くらい炊けば十分」と明かし、「原料確保が一苦労。数軒の魚屋と契約して調達していますが、産地、部位、大きさが毎日異なり、だしの出方も異なるので、その違いを踏まえ、火加減と炊き出し時間を見極めるのが肝心」と説く。 そして、客を喜ばせる名脇役が〝練りわさび?だ。ラーメンと一緒に供され、客は好みでスープに溶かし混ぜる。するとわさびの香りと切れ味が加わり、〝和?のイメージが一層深まる。この仕掛けが最後まで飽きずに食べさせる決め手となっている。 ほかにも醤油、味噌、つけ麺など多数ラインナップしているが、鯛ラーメンの注文率は6割以上。喜多方、白河を擁する福島県で人気を確立しただけに、今後の波及が注目されるところだ。 〝練りわさび〞が和演出の名脇役 途中で練りわさびを溶かし混ぜると、“和”のイメージが一層深まる 女性スタッフ主体で和風らしくきめ細かな接客サービスを提供あたらしい視点でラーメンを伝える情報誌!