日本食の 海外普及の 突破口

香港のラーメンブームがピークに達している。人口約700万人の密集地に約800軒が乱立。約200店の日系店を軸にレベルアップが著しい。ここわずか10年のことである。▼現地筋いわく、香港は中国返還後、不動産投資が急増。土地・家賃の急騰とともに売れない店が淘汰され、外食の品質が飛躍的に向上。〝複雑な味〟を覚えた客が日本のラーメンに行き着いたのだという。▼香港人は従来、飲食店に並ばない。日々、当たり外れが大きいため、並んでまで食べたいとは思わないそうだ。それがいまや人気ラーメン店には1~2時間、平気で並ぶ。いま一番人気の「一蘭」には50m以上の行列ができ、カップルで2~3時間並ぶことがファッション化している。▼では今後はどうなるか。多くは「味千ラーメン」同様に進化すると見られている。 味千は日本食のサイドメニューを充実させて〝ラーメンレストラン化〟に成功。13ヵ国に進出し約1000店を築いた。▼味千に限らずラーメンを突破口に海外で成功した飲食店は数多い。日本食の海外普及をリードするのは、やはりラーメン以外になかろう。
(岡安秀一)

adminコラム日本食の 海外普及の 突破口 香港のラーメンブームがピークに達している。人口約700万人の密集地に約800軒が乱立。約200店の日系店を軸にレベルアップが著しい。ここわずか10年のことである。▼現地筋いわく、香港は中国返還後、不動産投資が急増。土地・家賃の急騰とともに売れない店が淘汰され、外食の品質が飛躍的に向上。〝複雑な味〟を覚えた客が日本のラーメンに行き着いたのだという。▼香港人は従来、飲食店に並ばない。日々、当たり外れが大きいため、並んでまで食べたいとは思わないそうだ。それがいまや人気ラーメン店には1~2時間、平気で並ぶ。いま一番人気の「一蘭」には50m以上の行列ができ、カップルで2~3時間並ぶことがファッション化している。▼では今後はどうなるか。多くは「味千ラーメン」同様に進化すると見られている。 味千は日本食のサイドメニューを充実させて〝ラーメンレストラン化〟に成功。13ヵ国に進出し約1000店を築いた。▼味千に限らずラーメンを突破口に海外で成功した飲食店は数多い。日本食の海外普及をリードするのは、やはりラーメン以外になかろう。 (岡安秀一)あたらしい視点でラーメンを伝える情報誌!