個人店の強み 普遍性を実感

ある路地裏に「ラーメン店の強さ」を物語る小さな個人店がある▼1968年創業、料理はわずか8品(麺類5品、餃子、炒飯、白飯)、店内はカウンター8席にテーブル4席×2卓。昼間は細々とした雰囲気だが、夜は居酒屋さながらの賑わいを見せている▼興味深いのは〝裏メニュー〟の数々。チャーシューやメンマ、タンメンやギョウザに使う野菜類を使い、足りない食材は近所のスーパーで調達し、お客が求める料理を即興で作ってしまうのだ▼もはや定番ともいえる裏メニューは30品以上。ラーメン店の主力食材と調理技術が、いかに普遍的であるかを実感させられる▼店主は「昔は毎日100杯以上は売れたが、最近は50杯程度。それでも客数や売上げが減らないのは、酒客が増えたから。続けていれば、隙間は埋まる」と説く▼店は変わらなくても、時代の流れとともに客の使い方が変化する。こうした積み重ねが老舗という評価を磨いていくのだろう。
(岡安秀一)

adminコラム個人店の強み 普遍性を実感 ある路地裏に「ラーメン店の強さ」を物語る小さな個人店がある▼1968年創業、料理はわずか8品(麺類5品、餃子、炒飯、白飯)、店内はカウンター8席にテーブル4席×2卓。昼間は細々とした雰囲気だが、夜は居酒屋さながらの賑わいを見せている▼興味深いのは〝裏メニュー〟の数々。チャーシューやメンマ、タンメンやギョウザに使う野菜類を使い、足りない食材は近所のスーパーで調達し、お客が求める料理を即興で作ってしまうのだ▼もはや定番ともいえる裏メニューは30品以上。ラーメン店の主力食材と調理技術が、いかに普遍的であるかを実感させられる▼店主は「昔は毎日100杯以上は売れたが、最近は50杯程度。それでも客数や売上げが減らないのは、酒客が増えたから。続けていれば、隙間は埋まる」と説く▼店は変わらなくても、時代の流れとともに客の使い方が変化する。こうした積み重ねが老舗という評価を磨いていくのだろう。 (岡安秀一)あたらしい視点でラーメンを伝える情報誌!